ROCK！ロック！

来週から、来日アーチストが目白押しみたいです。
先月は、超久しぶりに「ポリス」が再結成の来日、かなり盛り上がったようです。
今月は来週、前にも書いた「ＴＯＴＯ＆ボズ・キャッグス」、
4月は、「シカゴ＆ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース」、
「ナイト・レンジャー＆ファイヤーハウス」前回書いた「チープトリック」 5月は、大物「エイジア」。
このリストを見て気が付いたことありませんか？
そうです！！
みんな、７０年代後半～８０年代に活躍したミュージシャンばかりです。
いかに当時は、良いミュージシャンがいて今でも根強い人気があることか！
現在のミュージシャンで８０年代に活躍したミュージシャンを超えられるような人たちは出てきていません。
特に、当時のミュージシャンは日本での人気が高く、
また日本でブレイクしたのがきっかけで、世界的に有名になったアーチストも多いです。
しかし、問題なのは当時のパフォーマンスを期待してライヴに行って、
当時とのギャップで失望する例もあるようです。
来日する人たちには、単なるお金儲けの来日ではなく、しっかりとしたパフォーマンスも見せて欲しいです。
それともう一つ気が付くと思いますが「単独公演」ではなく「２バンドのタイアップ」が多いこと。
個人的には、上記のバンドはみんな「単独公演」十分に集客できると思うのですが、
より集客力をつけるために「２バンド」にするのでしょうか？
まぁ、根強いファンで見る側にとっては「２度美味しい」と思えるでしょうが、
悪い見方では「単独じゃ人呼べないのかなぁ？？」って思う人もいるかもしれません。
ただ、どれも素晴らしいバンドで大好きなバンドばかりですから、
彼らにはこれからも頑張って欲しいです。

来月、「チープトリック」の日本武道館でのライヴがあります。
チープトリックは、今でこそ有名ベテランミュージシャンですが、
初期のころは、本国ではあまり売れませんでした。
ところがイケ面の２人、
ヴォーカルのロビン・サンダーとベースのトム・ピーターソンと、
コミカルなギターのリック・ニールセンとドラムのバン・Ｅ・カルロスの
対比が受けて、まず日本でブレイク。
日本武道館での来日コンサートの様子をライヴアルバムとして出した、
７９年発表の「ａｔ武道館」で本国のアメリカでブレイク、
全米だけで４００万枚のセールスをあげて、一躍「日本武道館」を世界的に有名にしました。
その後、ベースのトム・ピーターソンの脱退などで低迷し、一時期は解散状態も経験。
しかし、トム・ピーターソンが復帰した８８年のアルバム「永遠の愛の炎」でついにオリジナルアルバムとして「全米№１」を獲得する事になります。
現在もアルバム発表、ライヴなど精力的に活動をして根強い人気を保っています。
そんな彼らが今回、世界的ブレイクをするきっかけの「日本武道館」で
「ａｔ武道館」の３０周年ライヴを３０年前と同じく４月２４日に行う。
あの伝説のコンサートを再現するらしく、当時行けなかった自分としては時間が許せば、ぜひ行きたいライヴで、当時にタイムスリップしてみたい。

この前、深夜の音楽番組の情報で「エリック・クラプトン」が、「北朝鮮の平壌で、ライヴをやる予定」というニュースを伝えていた。確か、先日はニューヨーク・フィル・ハーモニックがコンサートをやったと思うが、もしかしたら、国自体の印象を良くしようと「音楽で外交政策」って感じでしょうか？メッセージ色が強い「Ｕ２」とかは、まず呼ばれないだろうねぇ・・・

確か、来週あたりから日本で「ＴＯＴＯ＆ボズスキャッグス」のツアーが始まる。
「ＴＯＴＯ」は、今回のツアーを最後にしばらく休業に入るらしく、
もしかすると今回のツアーが最後のツアーになるかもしれない・・・
「ＴＯＴＯ」は、元々スタジオミュージシャンの集団で、今回一緒にツアーを行う、「ボズ・スキャッグス」のバックバンドで有名になり、色々なミュージシャンのレコーディングに参加。
その一方、「ＴＯＴＯ」を結成して独自に活動してヒット曲を数多く出し行く。
しかし、何度かのメンバーの脱退や変更などのほか、バンドの要であった
ドラムの「ジェフ・ポーカロ」が、ドラッグで死亡してしまう悲劇も・・・
その後、セッションドラマーとして超有名である「サイモン・フィリップス」を正式メンバーとして活動。
全盛期の人気はなくなったが、根強いファンは常に彼らの動向に注目していた。
今回は、ツアーが最後となるかもしれないと言う事で、有名になるきっかけの
「ボズ・スキャッグス」との競演となったのだろう。

私は、仕事の関係で観に行けないが、「ぜひ観に行く事をお奨めする」
８０～９０年代のファンには、たまらないヒット曲満載のライヴになる事だろう・・・。